この記事は国内FX業者を利用している筆者が実際に海外FX業者であるXMを利用して感じたことを記事にしております。
以下のような方へ参考になる記事だと思うので良ければ参考にしてみて下さい。
・海外FX業者のデメリットてどんなことか知りたい
・XMを利用するのに向いているかどうか知りたい
海外FX業者「XM」のメリット
証拠金が少なくて済む
xmは500倍~888倍のレバレッジをかけることができるので、一般的な国内FX業者と比べて20/1~35/1程度の証拠金で取引することができます。
ドル円のレートが110円の場合、10万通貨取引する為に必要な証拠金 | |
国内業者の場合(レバレッジ25倍) | XMの場合(レバレッジ888倍) |
110×100,000÷25=440,000円 | 110×100,000÷888≒12,390円 |
ゼロカットシステムがあるので追証の心配がない
証拠金が0になったら強制決済されるゼロカットシステムと呼ばれるシステムが導入されているので、入金額以上の損失が発生することはありません。
国内業者の場合にはこのゼロカットシステムというものはなく必要証拠金を下回るか下回った状態で決められた時間を迎えた場合、強制的に決済されるシステムになっています。その為2019年1月1日に起きたフラッシュクラッシュのようにレートが大幅に変動した時には強制決済が追い付かず証拠金がマイナスになってしまい追加支払いが発生した事例もあります。
ボーナスが豊富
口座開設ボーナスとして全口座(マイクロ、スタンダード、zero)3000円分の無償クレジットボーナスがもらえます。
また5000ドルを上限として入金の度に入金額の20%にあたるボーナスも付与されます。
XMTRADINGロイヤルティプログラム
XMにはXMTRADINGロイヤルティプログラムというポイント制度があり、1lotの取引につき10XMP(XMTradingポイント)もらえます。また取引日数によってランクが上がるようになっているので取引すればするほどポイントが貯まりやすくなります。
ランクマックスのELITEになれば通常ランクの2倍のXMPがもらえるようになります(通常1lotでもらえるのは10XMPでELITEになれば20XMPもらえるようになる)。
そのポイントは証拠金にしたり換金したりできるので、上手く活用すれば入金することなくトレードすることも可能です。
海外FX業者「XM」のデメリット
MXは日本のFX業者に比べてスプレッドが広い
メジャー通貨ペアのスプレッド比較一覧表
通貨ペア |
XMスタンダード口座 スプレッド平均 |
国内FX業者 スプレッド |
USD/JPY | 1.6 | 0.3 |
GBP/JPY | 3.9 | 1.0 |
EUR/JPY | 2.5 | 0.5 |
AUD/JPY | 3.3 | 0.7 |
GBP/USD | 2.4 | 1.0 |
EUR/USD | 1.7 | 0.4 |
※国内FX業者のスプレッドは一番狭い値を記載しているのではなく、平均的なスプレッドをきさいしております。
上記のスプレッド比較一覧をご覧いただくと分かるように、国内業者と比較してUSD/JPYで約5倍、GBP/JPYで約4倍、EUR/JPYで5倍とXMのスプレッドは大体2~5倍ほど広いです。(ZERO口座でも国内FX業者と比べると少なくともスプレッドが2倍ほど広いです。)
スプレッドが広いということはポジションを持つときのコストが大きくなるということなので、少なくともトレードで平均して2~5pips以上安定してとれる人でないとトレードで負ける確率が高まります。
むしろ2~5pips平均してとれるような人であれば、国内のFX業者を利用するほうがスプレッドの面や税金の面を考えると結果的には有利になるでしょう。
XMで実際トレードして感じたこと
筆者自身トレード歴がそこそこ長いのでスプレッドを確認してなんとなく分かってはいたのですが888倍のフルレバレッジでトレードする場合は、低資金よりもむしろ資金に余裕がある人の方がいいと改めて実感しました。
少ない資金で888倍フルレバレッジ取引を下手にしてしまうと、重要人物の発言などであっという間に数万とけます。(筆者はあっというまに5万溶けました)
「XM」を利用するのに向いている人
雑所得の儲けが多い人
アフィリエイトや仮想通貨などの雑所得利益が多くてFXにも挑戦してみたいという方は、国内FXではなくXMのような海外業社を利用してトレード練習するのも手だと思います。
理由はもしトレードで損失を出してしまっても確定申告時に雑所得内での損益通算が可能なので、税金も同時に安くすることができる為です。
スワップ狙いの長期保有
長期保有目的のトレードであればスプレッドが広いということのデメリットが薄れます。(短期取引のように取引回数が多くなればなるほどコストの面でスプレッドはデメリットになる)
またメリットである888倍までレバレッジを自由に掛けれるという点や急激な為替変動時に万一資金がなくなった場合は、ゼロカットシステムでしっかりとポジションを決済してくれる(追証リスクが発生しない)ので、XMはスワップ運用に割と向いていると思われます。
そしてポジションを長期保有することでXMのロイヤルティステータスのランクアップという恩恵にもあずかることができます。
スワップ運用するときの注意点は資金管理・為替変動・スワップ変動に上手く対応できるようにに最低限の知識や技術は勉強された上でご利用されることをおすすめします。
上記に当てはまる方はコチラから口座開設できますのでよろしければご利用下さい
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「XM」を利用するのに向いていない人
短期トレードの(デイトレやスキャルピング)練習をしたいFX初心者の方
888倍のレバレッジのおかげで数百円から取引できるということはとてもいい点ですが、あくまで資金効率がいいのは証拠金に限った話でありコストに関してはむしろ悪いです。
理由は上記のXMのデメリット部分でも記載しているように1回の取引にかかるコスト(スプレッド)が国内FX業者より多くかかってしまうので、勝つためには当然国内FX業者より条件が厳しくなってしまいます。その為トレード初心者の方には証拠金が少なくて済むというよりスプレッドが広いというデメリットの方が強く出ると思われます。
練習のお勧め方法は国内業者で1万枚ぐらいの取引ができるまでお金をためて(最低5~6万くらい)、国内FX業者でトレード練習する方が結果的には損失額を抑えれるでしょう。
資金が少ないのに888倍フルレバレッジ取引をしようとしている方
資金が少ないのに無理して888倍のフルレバレッジ取引で儲けようとすると、上手い方以外は間違いなく資金を失うことになるでしょう。
例えば2万円しか入金していない方が100円の時10万通貨ポジションを購入するとします。上記記載通り証拠金が12,390円必要になるので、負けていい額は約7,600円です。
スプレッドが1.6銭あるのでエントリーした瞬間に-1600円(-1.6pips)からのトレード開始となります。そうすると負けていい金額は6,000円となります。6,000円というのはたった6pipsなのでほとんどの人が強制決済される結果になるでしょう。
またハイレバレッジする気はないと思う方も負けてくると、失った資金を一発で取り戻そうとハイレバレッジになってしまう可能性もあるので、少しでもそんな気質がある人はXMに限らずハイレバレッジできるFX業者は避けた方が無難です。
向いていないに当てはまる方は無理せず国内業者を利用されることをお勧めします。
簡単にまとめてみると
・資金が少ない場合888倍のレバレッジはとても魅力的
・ただしトレード初心者にはスプレッドが広いので向かないと思う
以上です。