ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方
FXをこれから始めてみようと思われている方におすすめしたいのが、「ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方」という本です。
著者は横尾寧子さんという方で、メディック投資顧問株式会社取締役FXアドバイザーをされております。
この本はローソク足の見方からチャートを利用した売り買いのタイミングまでトレードの基礎となる部分を一通り説してくれているので、FXの知識が全くない人やトレード初級者の人が始めに読む一冊としてお勧めです。
私は株で200万ドル儲けた
トレードについて行き詰っていたり、どうもうまくいかないと思う人へおすすめしたいのが「私は株で200万ドルもうけた」という本。著者はニコラス・ダーバス。
ニコラス・ダーバスはボックス理論(相場というものは一定の変動の範囲内で価格を繰り返していくもの)という売買戦略を考案した人で今ではマーケットの中で当たり前に知られる人物となっておりますが、元々彼はダンサーで株に関しての知識を持ち合わせておらず、始めのうちはナイトクラブの客やウェイターから儲かりそうな話を仕入れては株を買うような負けの典型というべきスタイルで売買しておりました。
この本にはそんな彼がどのようにして儲かる株を見つけ出し、200万ドルもの資産を築くことができるようになったかという経緯が赤裸々につづられております。
また彼が考案したボックス理論についても記載されているので、株売買の本ではありますがFXの参考書としても十分利用価値があります。
特にボックス理論を知らないFX初級者の方はこの本に目を通しておくと相場の動きがイメージしやすくなると思います。
ゾーン — 相場心理学入門
トレードをし始めると不安になったり、気持ちがブレてポジションをコロコロ変えてしまいがちな方に読んでみてもらいたいのが「ゾーン 相場心理学入門」です。
著者はマーク・ダグラスという方で、トレーディング・ビヘイビアーダイナミクスという会社の社長を務められていました。
タイトルが相場心理学入門となっているので、相場に参加する人たちの心理を読んでトレードをすることで勝てるようになれるとこの本の内容を勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には自分の心理状態をどのようにしておけば勝ちトレーダーに近づけるかということが記載されています。
この本を読んでいる最中は結構思い当たる節があって耳が痛かった(目が痛いというべきか?)でですが、読み終わった後はトレードのリスクの捉え方や勝ち負けした際の気持ちの切り替え方が少し楽になったような気がします。
初心者の時は勝ててたのにトレードをすればするほど負けるようになったという方やスランプ気味でどうも勝てないという人も読んでみると答えが得れるかもしれません。
上記で述べたように心理状態に関する本なので、ファンダメンタルズやチャート分析に関することは記載されていない点には注意して下さい。
最後に
「私は株で200万ドル儲けた」(新装版ではないです)と「ゾーン — 相場心理学入門」はKindle unlimited(月額990円)というサービスの読み放題対象タイトルなので、まだ利用されたことがない方で本に興味持たれた方は無料体験を利用して読まれると懐に優しいですよ。